こんにちは、サインゼロ(@sine_zero)です。
現在、Twitterで流行っている画像加工があるんですけど、知っていますか?
「二次元イラストなのに、胸が揺れる」
とてもおバカな響きなんですけど、某大学で研究された錯覚を用いたすごい技術なんですよ。
ぜひ、今回はこの研究について知っていただきたいと思います。
流行の概要
下記のツイートが発端になっている?ようです。
というわけで応用して作ってみた pic.twitter.com/fEl9Wq4L4D
— ナスちん (@eggplant128) September 21, 2019
このラブライブの松浦果南ちゃんの二次イラストにQRコードのような加工を施すことで、スマホを上下に振ると胸が揺れているように見えるというものです。
私は最初「どうせ、釣りじゃないのか?」と疑いの目で見ていましたが、実際にやってみると本当に揺れているように見えるんですよ。
実感した時は、素直に「すげー!」って感想しかありませんでした。
中には揺れているように見えない人がいるそうなのですが、加工された黒い部分だけでなく、イラスト全体を見てみましょう。
全体を見ながら振ることで、元のイラスト部分と加工部分に錯覚が生まれて、揺れているように見えるはずです。
どうして揺れているように見えるの?
私は、「どうして揺れているように見えるのか」と疑問に思いました。
先ほどのツイートをしていた方がスレッドに元ネタを書いていました。
元ネタは錯視研究で有名な北岡先生のデモ「踊るハート錯視」です。低コントラスト刺激は情報収集により多くの時間が必要なため、高コントラスト刺激に囲まれた状態で揺らすと時間差が生じて遅れて見えます。暗い部屋で音ゲーやるとやたらノーツが速く見えるのと同じです。https://t.co/zGQJMdQDPl
— ナスちん (@eggplant128) September 21, 2019
なるほど、「踊るハート錯視」という錯覚を使った現象なんですね。
ここでいう北岡先生という方は、立命館大学で錯覚の研究をしていらっしゃる北岡明佳教授を指します。
北岡さんは、自身のHPでいろいろな研究成果を公開しています。
ぜひ、錯覚に興味のある方は読んでみてください。
便乗作品
ここからは、踊るハート錯視の作品を紹介します。
意外と汎用性が高いですね。
胸が揺れるやつの最適解これでしょ pic.twitter.com/oV5SMLGuar
— やざき (@FeXas_3129) September 22, 2019
例の胸が揺れるテンプレートをミクさんに使ったら案の定ネギを振り始めた pic.twitter.com/YrbuYznpvb
— インフレ (@inflation_sv) September 22, 2019
画面を上下に揺らすと目の錯覚でおっぱいが揺れるやつ
パピルスの顔を見ながら画面を揺らしつつそれとなく胸を見ると本当にぶるんぶるんしてるように見えて大満足 pic.twitter.com/w8N8KMhmYt— 丹の子💯 (@kono2noko) September 22, 2019
揺れる胸が流行ってるので
揺れる胸です
どうぞ pic.twitter.com/etxN8Tby8f
— 架空ぶい@毎週土曜17時つべ定期配信 (@virtualVtuber) September 22, 2019
揺れる胸の有効活用No.1はこれだろ pic.twitter.com/qehaM5fbCY
— ひばり@りゅりゅ.(⚡️) (@Lark_0317) September 22, 2019
まとめ
使い方が間違っているかもしれませんが、研究されているものが一般に周知されるのは良いことだと思います。
SNSでいろいろ炎上や悪いニュースが多く流れる昨今ですが、こういうトレンドの方が私は好きです。
この記事を読んだ方は、ぜひ推しキャラに加工を使用してみてくださいね。